コロナショックで自宅待機 ボーイスカウト活動大ピンチ！こんな時こそメリットバッジを！

2019年の年末に始まったコロナ騒動は2020年の3月末になってもまだまだ落ち着く兆しが見えません。本日アメリカは今まで感染数がトップだった、中国とイタリアを追い抜いて

感染者数一位になってしまいました。

それに先駆けてアメリカロサンゼルスの学校区は全部自宅学習になり、市民も自宅待機を命じられました。

普段ならば、土曜日、日曜日はキャンプだ、ハイキングだ、ボランティアだと大忙しなボーイスカウト活動も、全ての予定がキャンセルになり、予定していたメリットバッジのクラスも、キャンプもなくなってしまって家でゴロゴロする週末になってしまいました。

BSAの本部からも様々な活動はキャンセルするようにお達しがあり、さらに一年のビッグイベントの、キャンポリーも4月の終わりの予定であるにもかかわらずキャンセルとなりました。

コロナウィルス がいつどのように落ち着いてどこに着地するのか、全く想像もつきません。

ボーイスカウトのモットーは、Be Prepared!です。備よ常に！と言う感じですかね。そんな団体ですから完全停止はしないで少しでもこんな中でも何か役に立てることをしようという動きもみられます。

我が娘のTroopのリーダーは、こんなときだから助け合いましょう。マスクを私は縫うからもし医療用のマスクがあったら、交換してくださいと言っていました。医療の最前線で戦っている人々のために何かしたいと言う気持ちが伝わります。

学校がお休みになってしまった子供たちのために、家庭教師が必要だったら、スカウトの子供の中でも大きい子たちが教えることができるからオンラインでスカイプなどを通して連絡をしてね！なども聞こえてきました。

我が息子のTroopでは、オンラインのボードオブレビューが開かれました。ランクアップの最後には数人のボランティアの大人の前でスカウトの経験などを話す面接が開かれるのですが、通常はもちろん一つの部屋で顔を突き合わせてやるものですが、オンラインでのボードオブレビューが行われ、息子の友人は無事に我がTroopのオンラインボードオブレビューの記念すべき一人目となりました。

さらにさらに、驚いたことに、フロリダのBSAがオンラインメリットバッジクラスを開校するとのこと！今まで取れなかったようなメリットバッジがオンラインで！取れるなんて夢のような話です。

さてさて、ゴロゴロしている我が家の子供にも何か？できないかと思って、溜まっていたメリットバッジのこなさなければいけないリクワイヤメントを進めてもらうことになりました。

手始めに息子のCooking Merit Badge。各自家庭にて５食のご飯を計画し、それを購入する計画をたて、予算を決めて、カロリー計算をして実際に作るまでをやりました。

我が家の息子は焼きそばと、生姜焼き、お味噌汁や、クレープのデザートなどに挑戦しました。

食材もあまりない中で美味しい料理を人が作ってくれるのは束の間の幸せを感じました。

娘が取り組むのはFamily Life Merit Badge。この学校がおやすみの時を利用して、お皿洗いに、お洗濯を頼むことになりました。私は普通に自宅で仕事なので、家事は娘に任せます！やった！

３ヶ月間6個の家の家事やペットの世話などのお仕事分担をやる続けることが一番大変なメリットバッジです。ちなみに息子は全部終わるまでに何度も紙をなくしたために、結局、3年かかって終わったメリットバッジです。

おうちキャンプ！

最後に、ただただ、一日家でゴロゴロ、アニメを見て、ゲームをやってもらっていても困るので、家の中でのキャンプをすることとなりました。狭い我が家の中で今にテントをドンと置いて息子はスリーピングパッドにスリーピングバッグを置いて、テントの中で過ごしました。

夜ご飯はカレー！

こんな風にスカウトスピリッツを忘れないで頑張ってコロナ を乗り切りたいと思います。

Be Prepared！

コロナが去った後のボーイスカウト活動のため、備よ常に！